ソフィアレディスクリニック

不妊症とは?原因・症状・検査・治療法まで妊娠のために知っておきたい基礎知識を解説

公開日:2024.07.20
更新日:2025.11.30

不妊症は決して珍しいことではなく、誰にでも起こりうる症状です。誰にでも起こりうるからこそ、子供を作りたい・家庭を築きたい方は妊娠に関わる基礎知識を知っておきましょう。

この記事では、不妊症の定義や原因、症状、診断方法について詳しく解説します。記事を読めば、不妊症への正しい知識を持つことができ、不安や疑問を解消できます。

神奈川県相模原市、淵野辺駅から徒歩2分のソフィアレディスクリニックは、不妊の悩みに強みを持つ婦人科クリニックです。生理不順やPMSなどの女性特有のお悩みはもちろん、男性不妊の検査・治療にも対応し、ご夫婦のお悩みを専門医が丁寧にサポートします。

また、当院は橋本駅の長谷川レディースクリニックと密に連携し、婦人科・不妊治療を提供しています。2つの施設間で検査結果や治療方針を共有することで、よりスムーズな治療体制を整えています。体外受精をご検討の方にも、きめ細かな診療と迅速な対応をご提供していますので、お悩みの方は当院へご相談ください。

不妊症とは

不妊症とは「妊娠を希望する夫婦が避妊をせずに性交渉を継続していても、1年以上妊娠しない状態」のことです。「1年以上」と聞くと、長いと感じるかもしれませんが、健康な夫婦でも、自然に妊娠する確率は高くありません。1か月で妊娠する確率は20~30%程度といわれています。

「1年間」というのはあくまで目安であり、年齢や状況によっては、もっと短い期間でも不妊症と診断されることもあります。35歳以上の女性の場合、妊娠率が低下していくので、半年以上妊娠しない場合は医療機関を受診しましょう。卵子の老化が関係しており、年齢を重ねるごとに質の良い卵子が減っていくためです。

不妊症の具体的な症状や不妊症になりやすい人の特徴

不妊症の症状や原因は、人それぞれであり断定することはできません。一般的な不妊症の具体的な症状や兆候、不妊症になりやすい人の特徴をそれぞれ解説します。

不妊症の具体的な症状や兆候

不妊症は、風邪のように発熱や咳などのわかりやすい症状があるわけではありません。不妊症の兆候として、女性は生理周期の乱れや激しい生理痛、極端な出血量の増減などが挙げられます。男性は、射精時の痛みなどが挙げられます。

普段は規則正しいのに、ここ数か月は生理周期がバラバラで、24日より短かったり35日より長かったりする場合は要注意です。排卵が正常に行われていない可能性が高いです。生理痛がひどく、鎮痛剤が手放せない場合、子宮内膜症などの病気が隠れている可能性もあります。

男性の場合、射精時に痛みを感じる場合は、前立腺炎などの可能性が考えられます。他の病気の可能性も考えられるため、自己判断せずに気になることがあれば早めに医療機関を受診しましょう。

自分が不妊症かどうかをセルフチェックしやすいように以下の記事もご覧ください。
>>【セルフチェック】不妊症かもと妊娠できるか不安なあなたへ!

不妊症になりやすい人の特徴

不妊症はさまざまな要因が重なって起こります。 以下の点が当てはまる場合、妊娠しにくくなる可能性があります。

  • 年齢
  • 生活習慣
  • 過去の病気や手術歴
  • 体質

女性は35歳を過ぎると卵子の質が低下し妊娠率が低下し、40代ではより難しくなります。喫煙や過度の飲酒、ストレス、睡眠不足、偏った食事は卵子や精子の質に悪影響を与えるため注意が必要です。性感染症の既往や子宮内膜症・子宮筋腫・卵管炎は、不妊の原因となる卵管の詰まりや子宮環境の悪化につながります。

極端な肥満や痩せはホルモンバランスが乱れ、排卵障害の原因になります。これらの特徴を理解し、生活習慣を整えることが妊娠への重要な一歩です。以下の記事では、不妊症の原因をより詳しくまとめていますので、知りたい方はあわせてチェックしてみてください。
>>不妊症の原因とは?女性・男性別の主な要因と診断方法、改善のポイント

不妊症の原因

不妊症には、女性側・男性側のどちらにも関係するさまざまな要因があり、妊娠のプロセスのどこかがうまく働かないことで成立しにくくなります。 原因を知ることは、必要な検査や治療を選ぶうえで重要です。以下の項目に沿って不妊の主な原因を解説します。

  • 女性側の不妊原因
  • 男性側の不妊原因
  • 原因不明の不妊症

女性側の不妊原因

女性側の不妊で多いのは排卵障害・卵管のトラブル・子宮内膜の問題の3つです。 これらはいずれも受精や着床に直接影響し、妊娠を妨げる要因となります。主なポイントは以下のとおりです。

  • 排卵がうまく起こらないこと
  • 卵管が詰まる、または癒着していること
  • 子宮内膜に異常があること

排卵障害は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、甲状腺の異常、ストレス、急激な体重変動などが原因で起こり、睡眠不足や過度なダイエットでも排卵が乱れることがあります。卵管が詰まっている場合は卵子と精子が出会えず、過去の感染症や子宮内膜症が背景となることが多いです。

子宮内膜の異常(子宮筋腫、ポリープ、内膜が薄いなど)は受精卵が着床しにくくなる原因になります。女性側の不妊は種類が多いものの、適切な検査で原因を特定し治療を行えば妊娠の可能性は高まります。

不妊症のセルフチェック方法について以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
>>【妊活の第一歩】不妊症のセルフチェック方法と受診のタイミング

男性側の不妊原因

男性側の不妊は、主に精子の数・運動率・形態の異常によって起こります。乏精子症や無精子症は精液検査で判明し、背景には精索静脈瘤、ホルモン異常、過去の感染症、睾丸の損傷などが関与します。高温環境での作業、サウナの多用、きつい下着なども精子の質低下につながります。

精子の運動率が低い場合(精子無力症)も受精能力が下がり、喫煙・過度の飲酒・肥満・ストレスが悪影響を及ぼします。勃起不全(ED)や射精障害も妊娠の妨げとなり、ストレスや生活習慣病が影響する場合もあります。

男性不妊は夫婦の約半数で関与している重要な要因ですが、検査を受ける機会が少ないのが現状です。早期の原因特定と適切な治療のため、パートナーとともに検査を受けることが大切です。男性不妊のセルフチェックについて以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
>> 自宅でできる男性不妊のセルフチェック|専門医の検査・治療法まで徹底解説

原因不明の不妊症

検査を行っても明確な異常が見つからないケースを「原因不明不妊」と呼びます。全体の10〜20%を占めるとされています。

原因不明不妊とは、排卵も正常、卵管も通っている、精液検査も問題ない、それでも妊娠に至らない状態を指します。卵子や精子の質、受精能力、着床環境など、現在の検査では捉えきれない微細な要因が関与していると考えられています。

卵子の老化や遺伝子レベルの異常、免疫学的な問題、精子と卵子の相性などが影響している可能性があります。年齢が上がるほど卵子や精子の質は低下するため、原因不明不妊の割合も増える傾向にあります。

原因不明の不妊症で、タイミング法や人工授精、体外受精などの治療によって妊娠に至るケースも多くあります。原因が特定できない場合でも、医師と相談しながら適切な治療法を選択することが大切です。

不妊症の診断と検査方法

不妊症の診断は、最適な治療法を選ぶためにも大切です。焦る気持ちもあるかもしれませんが、落ち着いて医師と話し合いましょう。不妊症の診断と検査方法について解説します。

不妊症の診断の流れ

不妊症の診断は、問診・身体診察・検査の3つを段階的に行い、原因を丁寧に探っていく方法が基本です。 まずは現在の体調や月経状況を知ることが重要で、次に身体の状態を確認し、必要に応じて専門的な検査へ進みます。診断の流れは次のとおりです。

  1. 問診
  2. 身体診察
  3. 必要に応じた検査

問診では、生理周期の規則性、生理痛の程度、基礎体温の変化、過去の病気や手術歴、服用中の薬などを詳しく確認します。基礎体温は排卵の有無やホルモンバランスを把握する重要な手がかりとなり、毎日測定し記録することが大切です。

身体診察では、子宮や卵巣の状態を内診などで確認します。そのうえで、必要な場合は血液によるホルモン検査、卵管の通りを調べる子宮卵管造影検査、子宮や卵巣を観察する超音波検査を行います。男性側の要因を調べるために精液検査も重要です。

不妊症の検査項目

不妊症の代表的な検査項目は以下のとおりです。

  • ホルモン検査
  • 子宮卵管造影検査
  • 超音波検査
  • 精液検査

ホルモン検査は、血液検査でホルモンの量を測る検査です。生理開始から3日目くらいに測定する「卵胞刺激ホルモン(FSH)」や「黄体形成ホルモン(LH)」は、卵巣の働きや卵子の育ち具合を見る指標です。「プロラクチン」「甲状腺ホルモン」なども測定します。

子宮卵管造影検査では、子宮の中に造影剤を注入し、レントゲン撮影をすることで、子宮内腔や卵管の形状、通過性を確認する検査です。卵管の詰まりが発見されることが多いです。

超音波検査は、ゼリーをお腹に塗ってプローブという機械で、子宮や卵巣の形や大きさ、卵胞の発育状態などを観察します。痛みはほとんどありません。精液検査は、パートナーに協力してもらい、採取した精液で男性不妊を調べる検査です。精子の数や運動率、形などを調べます。

不妊症の検査結果の正常範囲と異常範囲

不妊症の検査結果は、医療機関や検査項目ごとに基準値が異なるため、最終的な判断は必ず医師の説明を受けることが重要です。特にホルモン検査では、数値のわずかな変化が状態を示す手がかりになります。

卵胞刺激ホルモン(FSH)が基準より高い場合は、卵巣機能の低下が疑われます。これは卵子の質や排卵機能に影響し、年齢とともに上昇しやすい値です。黄体形成ホルモン(LH)の上昇がみられる場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が疑われることがあります。

これらの結果は、タイミング法を続けるか、人工授精や体外受精へ進むかなどの方針を決める判断材料となります。自己判断せず、医師の指示に従い適切な検査と治療を受けることが最も大切です。

不妊治療の選択肢と成功率

不妊治療の方法は多岐にわたり、どの治療法が最適かは、患者さん一人ひとりの状況で大きく異なります。夫婦の年齢や不妊の原因、治療期間、経済状況などを総合的に判断し、医師と相談しながら治療方針を決めることが大切です。不妊治療の選択肢と成功率について解説します。

不妊治療の一般的な方法

不妊治療は大きく3つの方法に分かれ、原因や状況に応じて段階的に選択していくのが基本です。 治療ごとの特徴を理解することで、自分に合った方法を見つけやすくなります。主な治療法は以下のとおりです。

  • タイミング法
  • 人工授精(IUI)
  • 体外受精(IVF)

タイミング法は最も自然妊娠に近く、基礎体温や排卵検査、超音波検査で排卵日を予測して性交のタイミングを合わせる方法です。費用負担が少なく体への負担も軽い点が大きなメリットです。

人工授精は、洗浄濃縮した精子を排卵日に子宮へ直接注入する方法です。精子の運動率が低い場合や子宮頸管粘液が少ないケースに効果が期待できます。タイミング法より妊娠率が上がる一方、費用はやや高くなります。

体外受精は、卵子と精子を体外で受精させて受精卵を子宮へ戻す方法で、卵管の詰まりや男性不妊の場合に特に適しています。成功率は高いものの、費用と身体的負担が大きい治療です。

タイミング法・人工授精・体外受精については以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
>>不妊治療の第一歩|タイミング法の基本から流れ、費用、成功率まで詳しく解説
>>人工授精とは?方法・成功率・費用を詳しく解説
>>体外受精の基本がわかる!治療の流れ・対象者・成功率・リスクまで徹底解説

不妊治療の成功率

不妊治療の成功率は、治療法や年齢、原因、卵子の質など、さまざまな要因によって異なります。年齢が若いほど妊娠率は高く、高齢になるにつれて妊娠率は低下する傾向です。

35歳未満で体外受精した場合の妊娠率は40%程度ですが、40歳を超えると20%以下に低下するといわれています。卵子の老化が大きく関係しているためです。医療機関によって治療実績や医師の経験が異なるので、成功率に差が出る場合もあります。

不妊治療の成功率について、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
>>不妊治療の成功率はどのくらい?治療法別の妊娠確率と押さえておくべきポイント

不妊治療のリスクと副作用

不妊治療は、身体的・精神的な負担をともなう場合があります。不妊治療を受ける際には、治療前に医師から説明を受け、治療内容やリスク、費用などを理解したうえで治療を受けましょう。一人で抱え込まず、医師やパートナー、家族、友人に相談しながら、治療を進めましょう。不妊治療のリスクと副作用の例は以下のとおりです。

  • 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
  • 多胎妊娠
  • 精神的なストレス

排卵誘発剤を使用する治療で、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)が起こることがあります。卵巣が腫れ、腹痛、吐き気などの症状が現れます。重症化すると、呼吸困難や意識障害などを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。体外受精などの治療では、複数の受精卵を子宮内に戻すため、双子や三つ子などの多胎妊娠の可能性が高くなります。

多胎妊娠は、早産や低出生体重児のリスクが高くなるので注意が必要です。他にも、治療が長引いたり、思うように結果が出なかったりすることで、精神的なストレスを感じる場合があります。

不妊治療の費用と保険適用

「高額な治療費を払って結果が出なかったらどうしよう」と不安に思う方もいるかもしれません。不妊治療にかかる費用について以下の項目に沿って解説します。

  • 不妊治療にかかる費用目安
  • 不妊治療の保険適用の有無
  • 不妊治療費用の補助制度や給付金

不妊治療にかかる費用目安

不妊治療の費用は、検査項目や治療法、クリニックによって大きく変わってきます。比較的自然妊娠に近い「タイミング法」の場合、費用は一回あたり数千円〜数万円が目安です。排卵誘発剤の使用や、適切なタイミングを計るための検査費用などが含まれます。

「人工授精」は、精子を子宮内に直接届ける方法で、一回あたり1〜5万円ほどです。費用には、精子の状態や子宮の状態を確認するための検査費用や、人工授精そのものの費用などが含まれます。

より高度な治療である「体外受精」「顕微授精」の場合、一回あたり30〜60万円と高額です。卵子を採取する費用や受精卵を凍結保存する費用などが加算されるためです。

以下に不妊治療の費用について解説していますので、具体的な金額を知りたい方は、ぜひ確認してみてください。
>>不妊治療の費用はいくら?治療内容別の費用と使える助成制度を詳しく紹介

不妊治療の保険適用の有無

2022年4月から、これまで全額自己負担だった不妊治療の一部が保険適用になりました。具体的には「人工授精」「体外受精」「顕微授精」が保険適用となり、経済的な負担が大きく軽減されました。保険適用には条件があり、すべての人が保険適用を受けられるわけではありません。

  • 年齢制限:女性の年齢が43歳未満であること
  • 治療回数制限:通算で6回まで(過去の治療実績がある場合は、過去の回数も含まれる)
  • 医療機関の指定:指定された医療機関で治療を受けること

条件を満たす場合、治療費の自己負担額が軽減されます。保険適用の具体的な内容について、以下の記事をあわせてご覧ください。
>>不妊治療の保険適用を徹底解説!対象範囲・回数制限・メリット/デメリットまで

不妊治療費用の補助制度や給付金

保険適用に加えて、国や自治体では、不妊治療にかかる費用をサポートする制度が用意されています。「不妊治療費助成制度」は、一定の条件を満たす場合、治療費の一部が助成される制度です。助成額や助成対象となる治療法は、各自治体によって異なります。

「高額療養費制度」や「医療費控除」などの制度を活用することで、経済的な負担を軽減することも可能です。制度が複雑でわかりにくいと感じることもあるかもしれません。治療を始める前に、医師や医療相談員に相談すれば、自分に合った制度を適切に利用できます。

不妊症の予防につながる生活習慣

不妊症を完全に予防することは難しいですが、妊娠しやすい体づくりを意識することで、妊娠の可能性を高めることができます。生活習慣の見直しは、治療を始める前からでも取り組める身近な対策です。以下の項目に沿って詳しく解説していきます。

  • 妊娠しやすい体づくりのための生活習慣
  • 避けるべき生活習慣
  • 不妊症予防のためのセルフチェック

妊娠しやすい体づくりのための生活習慣

妊娠しやすい体をつくるには、日々の生活習慣を整えることが重要です。無理のない範囲で続けられる習慣を取り入れ、体の基盤を整えていきましょう。主に意識したいポイントは次のとおりです。

  • バランスの良い食事をとること
  • 適度な運動を習慣化すること
  • 十分な睡眠を確保すること

食事では、タンパク質・ビタミン・ミネラルを意識し、葉酸、鉄分、亜鉛、ビタミンDなど妊娠に関わる栄養素を摂ることが推奨されます。運動はウォーキングやヨガなど無理のない強度で行うと血流が改善し、ホルモンバランスを整える効果があります。

睡眠はホルモン分泌を支える重要な時間で、22〜2時の間に質の良い睡眠を取ることが理想的です。こうした小さな習慣の積み重ねが、妊娠しやすい体づくりにつながります。

妊活中の食べ物について以下の記事でも詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
>> 妊活中に選びたい食べ物と避けたい食品|妊娠を目指す体づくりに役立つレシピも紹介

避けるべき生活習慣

妊娠を妨げないためには、生殖機能に悪影響を与える生活習慣を避けることが非常に重要です。代表的な要因として、喫煙・過度の飲酒・肥満や痩せすぎ・ストレスの蓄積があります。

喫煙は女性では卵子の質の低下や卵巣機能の早期低下、男性では精子数や運動率の低下を招き、受動喫煙でも同様の悪影響があります。過度な飲酒はホルモンバランスを乱し、排卵障害や精子の質の低下を引き起こすため、妊活中は控えめにすることが望ましいです。

肥満は排卵障害や月経不順を、痩せすぎはホルモン低下による無月経を招くことがあり、適正体重の維持が大切です。ストレスの蓄積は自律神経やホルモンに影響し、排卵や性機能に悪影響を及ぼします。無理のない範囲で生活を整え、改善できることから取り組むことが妊娠への近道となります。

不妊症予防のためのセルフチェック

自分の体の状態を知ることは、不妊症の予防や早期発見につながります。日常的にセルフチェックを行い、異変を感じたら早めに医療機関を受診しましょう。女性の場合、以下のポイントをチェックしてみてください。

  • 月経周期は規則的ですか?(25〜38日周期が正常範囲)
  • 月経の量や期間に変化はありませんか?
  • 月経痛がひどくなっていませんか?
  • 不正出血や異常なおりものはありませんか?
  • 性交痛はありませんか?

当てはまる項目がある場合、排卵障害や子宮内膜症、卵巣の病気などが隠れている可能性があります。男性の場合、以下のポイントを確認してください。

  • 勃起や射精に問題はありませんか?
  • 陰嚢に腫れや痛みはありませんか?
  • 精液の色や量に変化はありませんか?
  • 性欲の低下を感じていませんか?

もし該当する項目がある場合、精子の質や数に問題がある可能性があります。セルフチェックで気になる点があれば、早めに専門医への受診をおすすめします。早期発見・早期治療が、妊娠への近道です。自分の体と向き合い、健康管理を心がけましょう。

不妊に関するよくある質問(FAQ)

不妊症や不妊治療についてよく寄せられる以下の質問に、わかりやすくお答えします。

  • 不妊症は何歳から心配すべき?
  • 不妊治療はどのくらいの期間続けるべき?
  • 不妊治療中の性生活はどうすればいい?

不妊症は何歳から心配すべき?

一般的に、35歳未満の女性は1年間、35歳以上の女性は半年間、避妊せずに性交渉を持っても妊娠しない場合、不妊症と判断されます。

年齢が上がるにつれて、卵子の質が低下し、妊娠しにくくなることが知られています。特に35歳を過ぎると妊娠率は徐々に低下し、40歳を超えると急激に低下します。35歳以上の方は、早めに検査や治療を開始することを推奨します。

ただし、35歳未満であっても、月経不順や過去の病気の既往がある場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。男性側の年齢も影響するため、パートナーと一緒に相談することが大切です。

不妊治療はどのくらいの期間続けるべき?

不妊治療の期間は、年齢や治療法、夫婦の状況によって大きく異なります。一般的には、タイミング法や人工授精を数回試し、効果が見られない場合は体外受精へとステップアップします。

タイミング法は3〜6周期、人工授精は3〜6回が目安とされています。体外受精の場合、通常は3〜6回程度の採卵・移植を試みることが多いですが、年齢や卵巣機能によって判断が変わります。

治療を続ける期間に明確な正解はありませんが、身体的・精神的・経済的な負担を考慮し、医師と相談しながら決めることが重要です。治療の休止期間を設けることも、心身のリフレッシュにつながります。

不妊治療中の性生活はどうすればいい?

不妊治療中の性生活は、治療の妨げにならない範囲で自然に続けることが大切です。タイミング法や人工授精の場合、排卵日付近の性交渉が推奨されますが、義務的に感じるとストレスになり、妊娠しにくくなることがあります。排卵日以外でも、パートナーとのコミュニケーションを大切にし、リラックスした性生活を心がけましょう。

体外受精の場合、採卵前後や胚移植後は、卵巣への刺激や感染リスクを避けるために医師の指示に従って性交渉を控える期間があります。医師の指示をしっかり守りながら、無理のない範囲で性生活を楽しんでください。

不妊治療は、夫婦で協力し合うことが何よりも大切です。お互いの気持ちを尊重し、前向きに取り組んでいきましょう。

まとめ

不妊症とは、1年以上避妊せずに性交しても妊娠しない状態を指し、原因は年齢・生活習慣・体質・過去の病気などさまざまです。診断は問診や基礎体温、血液検査、超音波、精液検査などを組み合わせて行い、治療は タイミング法・人工授精・体外受精 を段階的に進めます。

不妊は決して特別なことではありません。正しい知識を持ち、必要な検査・治療を受けることで妊娠の可能性は高められます。まずは気軽に医療機関へ相談してみましょう。

神奈川県相模原市 淵野辺駅から徒歩2分にあるソフィアレディスクリニックは、不妊治療に強みを持つクリニックです。不妊治療を検討している状況でも、専門医が相談に乗りますのでお気軽に相談にいらしてください。

参考文献

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