ソフィアレディスクリニック

不妊症の原因とは?女性・男性別の主な要因と診断方法、改善のポイント

公開日:2024.07.20
更新日:2026.01.29

「なかなか赤ちゃんを授からない」と悩んでいる方は少なくありません。WHOの調査では、夫婦の約6組に1組が不妊に悩んでいると言われています。不妊症は女性が原因と思われがちですが、男性が原因となる場合もあります。

この記事では、不妊症の原因について詳しく解説します。記事を読めば、不妊症の原因を理解し、適切な治療や生活習慣の改善方法を知ることが可能です。

神奈川県相模原市、淵野辺駅から徒歩2分のソフィアレディスクリニックは、不妊の悩みに強みを持つ婦人科クリニックです。生理不順やPMSなどの女性特有のお悩みはもちろん、男性不妊の検査・治療にも対応し、ご夫婦のお悩みを専門医が丁寧にサポートします。

また、当院は橋本駅の長谷川レディースクリニックと密に連携し、婦人科・不妊治療を提供しています。2つの施設間で検査結果や治療方針を共有することで、よりスムーズな治療体制を整えています。体外受精をご検討の方にも、きめ細かな診療と迅速な対応をご提供していますので、お悩みの方は当院へご相談ください。

不妊症の定義と基礎知識

不妊症とは、一定期間、避妊をせずに夫婦生活を続けても妊娠しない状態を指します。原因は女性側・男性側・または双方にある場合があり、早期の理解と適切な対応が大切です。不妊症を正しく理解するために、不妊症の定義と、不妊症と診断されるまでの期間を解説します。

不妊症の医学的な定義

不妊症とは、日本産科婦人科学会の定義によれば「避妊をせずに定期的な性生活を1年以上続けても妊娠しない状態」のことを言います。

女性が35歳以上の場合や、過去に骨盤内感染症や子宮内膜症などの病歴がある場合は、早めに医療機関を受診することが推奨されます。年齢が上がるにつれて妊娠率が低下し、不妊治療の効果も出にくくなるためです。

不妊症には「一次性不妊」と「二次性不妊」の2つのタイプがあります。一次性不妊は一度も妊娠したことがない状態二次性不妊は過去に妊娠・出産経験があるものの、その後妊娠できない状態を指します。どちらのタイプでも、適切な検査と治療によって妊娠の可能性を高めることができます。

不妊症と診断されるまでの期間

不妊症と診断される目安は、一般的に「避妊なしで1年以上妊娠しない場合」とされていますが、あくまで平均的な基準です。夫婦の年齢や健康状態によって、医療機関への受診時期は柔軟に考える必要があります。

女性が35歳以上の場合は、妊娠しやすい期間が限られているため、6か月程度で妊娠しない場合でも早めに受診することが勧められます。男性についても、精子の質や量は年齢とともに低下する傾向があるため、夫婦で早めに検査を受けることが大切です。

月経が不規則な場合や、過去に婦人科系の病気や手術の経験がある場合、男性側で過去に精巣の病気や手術歴がある場合には、1年を待たずに専門医に相談することをおすすめします。現在は検査技術や治療法が進歩しており、原因を明らかにして適切な治療を受けることで、多くの夫婦が妊娠に至っています。

早めに相談し、正しい情報と適切なサポートを受けることが大切です。

女性の不妊症の主な原因

女性の不妊症の原因として、大きく分けて下記の3つが挙げられます。

  • 卵管の異常
  • 排卵の異常
  • 子宮の異常

卵管の異常

卵管は、卵巣で育った卵子が子宮へ向かうための大切な管です。卵管が詰まったり炎症を起こしたりすると、卵子の通過が妨げられ、受精が難しくなります。子宮内膜症や過去に経験したクラミジア感染の後遺症があると、精子が卵子まで到達しにくくなり、妊娠の確率が低下します。

卵管異常の原因や症状は以下のとおりです。

  • 卵管閉塞:卵管が完全に閉じている状態(クラミジアなどの性感染症が原因)
  • 卵管采癒着:卵管の先端にある卵管采(卵管の先端部分)が癒着する状態(子宮内膜症などが原因)
  • 卵管水腫:卵管に水が溜まる状態(卵管の炎症などが原因)

排卵の異常

ホルモンバランスの乱れやストレス、過度なダイエットなどで、排卵がうまくいかなくなることもあります。ホルモンバランスが崩れると、排卵のサイクルに影響が出る可能性が高いです。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、ホルモンバランスの乱れにより、卵巣に多数の小さな卵胞(卵子の入った袋)ができる病気です。排卵が起こりにくくなり、不妊の原因となります。

高プロラクチン血症は、母乳の分泌を促すホルモンであるプロラクチンが過剰に分泌される病気です。排卵が抑制され、不妊の原因となります。高プロラクチン血症は、妊娠中や授乳中のような状態が続き、排卵が抑制される病気です。

子宮の異常

子宮は、受精卵を優しく包み込み、赤ちゃんを育むためのベッドのような場所です。子宮筋腫や子宮内膜症によって子宮内の環境が悪化すると、赤ちゃんが安心して成長できない可能性があります。子宮異常の原因や症状は以下のとおりです。

  • 子宮筋腫:子宮の筋肉層にできる良性の腫瘍(子宮内腔の形が歪んだり受精卵の着床を妨げたりする)
  • 子宮内膜症:子宮内膜に似た組織が子宮の内側以外にできる病気(卵巣や卵管などに癒着を起こし、卵管の動きを悪くしたり排卵を妨げたりする)
  • 子宮内膜ポリープ:子宮内膜の一部が過剰に増殖してポリープ状に飛び出した状態(受精卵の着床を妨げたり流産の原因となったりする)
  • 子宮奇形:生まれつき子宮の形が通常とは異なる状態(受精卵の着床や妊娠の継続が難しくなる)

年齢を重ねるにつれて、卵子の質や数が低下していくことも不妊の原因の一つです。免疫の異常や原因不明な場合もあるため、医師に相談するのがおすすめです。

子宮筋腫・子宮内膜ポリープについては以下の記事に記載していますので、あわせてご覧ください。
>>子宮筋腫の原因は女性ホルモンの変化?ピルや性行為との関係についてもわかりやすく解説
>>子宮内膜ポリープの手術は必要?手術の種類や費用、手術の流れについて解説

男性の不妊症の主な原因

男性不妊症の原因も、女性と同様に多岐にわたります。主な原因は、以下のとおりです。

  • 精巣機能の障害
  • 精路の通過障害
  • 精子の運動率や形態異常

精巣機能の障害

精巣に異常があると、精子が十分に作られなかったり、質が低下したりすることがあります。精巣機能に障害がある場合の原因や症状は、以下のとおりです。

  • 精索静脈瘤
  • 停留精巣
  • クラインフェルター症候群

精索静脈瘤は、精巣の静脈に血液が逆流して温度が上昇し、精子の質が低下する原因となる病気です。精巣の血管が拡張して血流が悪くなる病気で、精子の質を低下させることがあります。停留精巣は、生まれつき精巣が陰嚢に降りていない状態で、精子の産生が妨げられることがあります。

クラインフェルター症候群は、男性ホルモンの分泌不足や精子の産生障害を引き起こす遺伝子疾患です。男性ホルモンの分泌に影響を与える遺伝子の異常が原因で起こり、精子の産生を低下させることもあります。

精路の通過障害

管が詰まったり狭くなったりすると、精子はスムーズに進めず、体外に排出されにくくなります。精路に障害がある場合の原因や症状は、以下のとおりです。

  • 先天性精管欠損:生まれつき精管の一部または全部が欠損している状態(精子が通る道が閉ざされている)
  • 精管閉塞:精管が炎症や手術などによって閉塞している状態(過去の手術や炎症などが原因)

精子の運動率や形態異常

精子の数が十分でも、運動能力が低かったり形が異常だったりすると、卵子にたどり着けません。加齢やストレス、喫煙、過度な飲酒、薬の副作用などが、精子の質や量に悪影響を与える可能性もあります。

精子の運動率・形態異常の原因や症状は、以下のとおりです。

  • 乏精子症:精液中の精子の数が少ない状態
  • 精子無力症:精子が全く運動していない、または運動能力が低い状態
  • 奇形精子症:形が異常な精子の割合が多い状態

男女比に関するデータと傾向

不妊症は、決して女性だけの問題ではありません。不妊の原因は、男性側と女性側、両者に原因がある場合がそれぞれ約3割ずつとされています。男性の不妊症が増加傾向という報告も多いです。晩婚化や生活習慣の変化などが影響していると考えられています。

不妊治療は、夫婦2人で協力して取り組むことが大切です。まずは夫婦で産婦人科や泌尿器科を受診して専門医に相談しましょう。

不妊症について網羅的に知りたい方はぜひ以下の記事もあわせてご覧ください。
>>不妊症とは?原因・症状・検査・治療法まで妊娠のために知っておきたい基礎知識を解説

不妊症の診断に使用される主な検査方法

体の状態を把握するために、いくつかの方法を組み合わせて検査します。検査方法を以下の3つに分けて解説します。

  • 女性側の検査
  • 男性側の検査
  • その他の検査

女性側の検査

女性側の検査には以下の方法があります。

  • 基礎体温測定
  • ホルモン検査
  • 卵管造影検査
  • 子宮鏡検査
  • 超音波検査
  • 腹腔鏡検査

基礎体温測定は、毎朝、目覚めてすぐの体温を測ることです。ホルモンの働きや排卵の有無を知ることができます。低温期と高温期の移り変わりを見ることで、排卵のタイミングを予測することが可能です。

ホルモン検査では、血液検査で排卵に関わるホルモンなどを測定します。ホルモンバランスが崩れていると、排卵障害のリスクが高まります。

卵管造影検査では、子宮の中に造影剤を注入し、レントゲン撮影を行うことで、卵管の状態を調べます。卵管が詰まっていないか、精子と卵子が出会うための道が正しく機能しているかを調べるものです。

子宮鏡検査は、子宮の中に細いカメラを挿入し、子宮内腔の状態を観察します。赤ちゃんが安心して過ごせる状態かを調べるものです。子宮筋腫や子宮内膜ポリープなど、妊娠を妨げる可能性のある異常がないかを確認します。

超音波検査は、超音波を用いて、子宮や卵巣の状態を観察します。臓器が健康な状態かどうかを調べ、子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫などがないか確認します。

腹腔鏡検査は、お腹に小さな穴をあけてカメラを入れ、子宮や卵管・卵巣などを直接観察します。子宮内膜症や卵管の癒着など、他の検査では発見できないような病気が見つかる可能性が高いです。

男性側の検査

男性側が行うのは精液検査です。精子の数や動き方、形などを調べることで、精子の状態を評価します。WHO(世界保健機関)の基準値より、精子の数が少なかったり運動率が低かったりすると、妊娠力が低下している可能性があります。

検査は自宅または病院で精液を採取し、提出するだけなので、身体への負担はほとんどありません。結果は通常1週間程度でわかり、異常が見つかった場合はホルモン検査や精巣の超音波検査などが行われることもあります。

不妊症の検査結果で知っておくべきこと

不妊症の検査結果を受け取ったら、数値だけを見るのではなく、その意味と今後の治療方針を医師としっかり確認することが重要です。結果を正しく理解することで、不安を減らし、納得のいく治療選択につながります。検査結果を見る際に意識すべきポイントは次のとおりです。

  • 結果の数値や基準値が何を示しているのかを理解する
  • その結果が妊娠にどんな影響を与えるのかを確認する
  • 治療の選択肢や次のステップについて医師に相談する
  • 不安がある場合はセカンドオピニオンを検討する

不妊検査は、ホルモン値や卵巣機能、精子の状態など多くの項目がありますが、結果を単独で判断することはできません。医師の説明を受けながら、自分に合った治療方針を一緒に考えることが大切です。納得して治療に進むことで、前向きに妊活を続けることができます。

不妊症を調べるための医療機関の選び方

不妊症の検査や治療を行う医療機関は数多く存在します。医療機関を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 専門性
  • 実績
  • 通いやすさ
  • 費用
  • 雰囲気

不妊治療専門のクリニックを選ぶようにしましょう。不妊治療専門のクリニックは、不妊治療に特化した専門知識と技術を持った医師やスタッフがそろっています。実際に妊娠・出産に至った症例数が多いクリニックを選ぶことも、一つの目安になります。実績は、そのクリニックの治療の質の高さを示す指標です。

仕事帰りや休日に通いやすい場所にあるかどうかも重要なポイントです。不妊治療は、長期間にわたる場合もあるため、無理なく通院できるクリニックを選びましょう。不妊治療は保険適用外となる治療が多いです。治療費について、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

病院の雰囲気も大切です。リラックスして治療を受けられるような、医師やスタッフとの相性が良いと感じるクリニックを選びましょう。

不妊症の治療法と改善方法

不妊症の治療法と改善方法について、以下の3つを解説します。

  • 不妊症を改善するための医療治療法
  • 不妊症を改善するための生活習慣の改善方法
  • 不妊症を改善するための心のケアとサポート

不妊症を改善するための医療治療法

不妊症の治療は、原因や年齢、妊娠の希望時期に合わせて段階的に行うことが大切です。主な方法は「タイミング法」「人工授精」「体外受精」の3つで、必要に応じて薬物療法や手術を組み合わせます。主な治療法には次のようなものがあります。

  • タイミング法:排卵日を予測して性交の時期を合わせ、自然な受精の可能性を高める
  • 人工授精(AIH):排卵に合わせて洗浄・濃縮した精子を子宮内に注入し、受精の確率を上げる
  • 体外受精(IVF):卵子と精子を体外で受精させて受精卵を子宮に戻し、着床を目指す

これらの治療に加えて、ホルモンを整える薬の使用や卵管の通りを改善する手術が行われることもあります。不妊治療は焦らず、医師と相談しながら最適な方法を選ぶことが妊娠への第一歩です。

タイミング法・人工授精・体外受精については、それぞれを記事で解説していますのであわせてご覧ください。
>>不妊治療の第一歩|タイミング法の基本から流れ、費用、成功率まで詳しく解説
>>人工授精とは?方法・成功率・費用を詳しく解説
>>体外受精の基本がわかる!治療の流れ・対象者・成功率・リスクまで徹底解説

 不妊症を改善するための生活習慣の改善方法

健康的な生活習慣は、妊娠しやすい体づくりの土台です。葉酸やビタミンD、鉄分などは、妊娠に重要な栄養素となります。

  • 葉酸:妊娠初期の胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減(ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多い)
  • ビタミンD:カルシウムの吸収を助ける働き(鮭や鰯などの魚介類に多く含まれる)
  • 鉄分:赤血球のヘモグロビンを作るために必要な栄養素(赤身の肉やレバーなどに多く含まれる)

軽い運動を習慣的に行うことも重要です。血行が促進され、ホルモンバランスを整える効果も期待できます。喫煙や飲酒も卵子や精子の質を低下させる可能性があります。睡眠不足はホルモンバランスを乱す原因になるため、質の高い睡眠を取ることも意識しましょう。

不妊症を改善するための心のケアとサポート

不妊症の治療は心理的な負担が大きいため、心のケアが重要です。パートナーとは悩みを共有し、穏やかにコミュニケーションを取りましょう。家族や友人からのサポートを得ることで心が軽くなります。不調を感じたら、不妊治療専門のカウンセラーや精神科医と相談することもおすすめです。

治療に疲れたと感じたら、無理をせず一度立ち止まることも大切です。自分自身を大切にしながら、無理のないペースで治療を進めていきましょう。

不妊症に関するよくある質問(FAQ)

不妊症についてよくある質問は以下のとおりです。

  • 不妊症は遺伝する?
  • 年齢と不妊症の関係は?
  • 不妊症の検査は痛い?
  • 不妊治療にかかる費用はどのくらい?

不妊症は遺伝する?

不妊症そのものが直接遺伝するわけではありませんが、不妊症の原因となる一部の疾患や体質には遺伝的な要因が関わることがあります。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や子宮内膜症といった婦人科疾患には、家族内で発症しやすい傾向が見られることがあります。

男性不妊の原因となる染色体異常や遺伝子変異も、ごく一部のケースで遺伝することが知られています。不妊症の原因は遺伝だけでなく、生活習慣や年齢、ストレス、感染症、環境要因など、多岐にわたります。親や兄弟姉妹に不妊症の方がいたとしても、必ずしも自分も不妊症になるとは限りません。

家族に不妊症や関連疾患の病歴がある場合は、妊活を始める前に医師に相談し、必要に応じて早めに検査を受けることをおすすめします。早期発見と適切な対策によって、妊娠の可能性を高めることができます。

年齢と不妊症の関係は?

年齢は不妊症に大きく影響する要因の一つです。女性の場合、年齢とともに卵子の数が減少し、質も低下していくため、妊娠しにくくなります。一般的に、女性の妊娠しやすさは20代後半〜30代前半にかけてピークを迎え、35歳を過ぎると徐々に低下し始めます。

40歳を超えると妊娠率はさらに下がり、流産のリスクも高まります。卵子の老化によるもので、誰にでも起こる自然な現象です。男性についても、加齢に伴い精子の質や運動率が低下することが知られています。特に40代以降では、精子のDNA損傷が増えるとされています。

妊娠を希望する場合は、できるだけ早めに医療機関を受診し、自分に合った治療計画を立てることが大切です。

不妊症の検査は痛い?

不妊症の検査にはさまざまな種類があり、痛みの程度も検査内容によって異なります。多くの検査は痛みが少ないか、ほとんど痛みを感じない程度のものです。血液検査やホルモン検査、超音波検査(エコー検査)は、ほとんど痛みを伴いません。

男性の精液検査も、自宅や病院で採取した精液を提出するだけなので、身体的な痛みはありません。子宮卵管造影検査(卵管が通っているかを調べる検査)は、造影剤を注入する際に軽い痛みや違和感を感じることがあります。痛みの程度には個人差があり、痛みをほとんど感じない方もいれば、強く感じる方もいます。

検査前に鎮痛剤を使用することで、痛みを和らげることも可能です。腹腔鏡検査(お腹に小さな穴を開けて行う検査)は、全身麻酔下で行うため、検査中の痛みはありません。術後に軽い痛みが残ることがありますが、通常は数日で治まります。不安な場合は、事前に医師に相談し、痛みへの対応を確認しておくと安心です。

人工授精の痛みについては以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
>>人工授精の痛みについて知っておきたいこと|個人差や軽減方法を解説

不妊治療にかかる費用はどのくらい?

不妊治療の費用は、治療内容や医療機関によって大きく変わりますが、近年は保険適用や助成制度によって負担が軽減されています。治療を始める前に、費用の目安と支援制度を確認しておくことが大切です。主な費用の目安は次のとおりです。

  • 初期検査費用:血液検査や超音波検査などで数千〜1万円程度
  • タイミング法・排卵誘発剤:1周期あたり数千〜1万円程度(保険適用となる場合が多い)
  • 人工授精(AIH):1回あたり約1〜3万円程度
  • 体外受精(IVF):1回あたり約30〜50万円程度

これらの費用は自治体の助成制度を活用することで、自己負担を抑えることができます。治療を始める前に、医療機関や自治体窓口で費用と補助内容を確認し、計画的に進めることが安心につながります。

以下の記事では、不妊治療の費用についてより詳しく書いていますので、あわせて確認ください。
>>不妊治療の費用はいくら?治療内容別の費用と使える助成制度を詳しく紹介

まとめ

不妊症は、女性だけでなく男性が原因であることも多いです。以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 女性の主な原因:卵管や排卵、子宮の異常など
  • 男性の主な原因:精子の産生障害や精路の通過障害、運動率、形態異常
  • 不妊症の男女比:不妊の原因は男女ともに約3割ずつ
  • 代表的な治療法:タイミング療法、人工授精、体外受精
  • 生活習慣の改善:バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠、禁煙、禁酒など

不妊症は専門医の診断と治療が重要です。適切な検査と治療を受けることで、妊娠の可能性を高められます。一人で悩まず周りの人に相談して、専門機関のサポートを受けながら、治療していきましょう。

神奈川県相模原市淵野辺駅から徒歩2分にあるソフィアレディスクリニックは、不妊治療に強みを持つクリニックです。不妊治療を検討している状況でも、専門医が相談に乗りますのでお気軽にご相談ください。

参考文献

Adriansyah RF, Margiana R, Supardi S and Narulita P. Current Progress in Stem Cell Therapy for Male Infertility. Stem cell reviews and reports 19, no. 7 (2023): 2073-2093.

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