院長のコラム
生殖レーザーリプロダクション学会を終えて
(2022.08.29更新)
8月に仙台市において第17回の生殖レーザーリプロダクション学会が行われ、院長が低周波レーザーの使用経験についてシンポジウムで発表を行いました。当初は現地開催の予定でしたがコロナ感染の拡大で急遽webで… ▼続きを読む
国の不妊治療保険化の動き(院長コラム)
(2021.04.01更新)
2020年菅内閣成立により、少子化対策として高度不妊治療を保険に取り入れる動きが活発化しています。すでに2021年1月以降終了した症例はすべてに所得制限が撤廃されており、体外受精・顕微授精を受けるすべ… ▼続きを読む
子宮内膜が薄く移植がキャンセルになる方へ(院長コラム)
(2020.11.10更新)
再生医療の中でPRP(多血小板血清)療法といわれる治療があり、現在まで整形外科などで使用されてきました。血小板には多くの成長因子や、組織の修復・免疫を促す因子が存在することが判明しています。ただPRP… ▼続きを読む
今回のコロナ騒動に思う(院長コラム)
(2020.05.26更新)
今回の新コロナ感染症の急激な拡大について、思い出すのは、1985年のエイズ感染症の時です。この年に渡米して、テキサスヒューストンにたどり着いて大学から最初に言われたのは、AIDSの検査を受けることでし… ▼続きを読む
文芸春秋の体外受精対談より(院長コラム)
(2020.02.18更新)
ようやく最近不妊症の半分は男性にあることが一般にも知られてきました。2020年1月号の雑誌文芸春秋に「男性不妊を知ってほしい」との記事で、俳優石田純一×ロックシンガーのダイアモンド・ユカイさんの対談記… ▼続きを読む
精子は暑さ・寒さに弱い(院長コラム)
(2019.12.01更新)
これから本当に寒い日々を迎えます。人工授精や体外受精では精子を自宅採取してクリニックまで運搬することが一般的になっていますが、その際どのような工夫をされているでしょうか?タオルに包んだり、胸の間に挟ん… ▼続きを読む
2019年度の日本産婦人科学会生殖医療成績報告より(院長コラム)
(2019.11.02更新)
2019年10月に日産婦登録委員会より2017年度の日本における生殖医療(ART)成績が公表されました。今年度は2017年度のARTの分娩までを含めた解析で、責任者の交代もありやや例年より遅れての発表… ▼続きを読む
精子の質を向上させる肉類は?(院長コラム)
(2019.04.21更新)
精子の数が過去数十年にわたって減少している事は多くに報告があります。精子の質は食事内容によって変化することが知られていましたが、今年に入りハーバード大学公衆衛生学の研究者らが若年男性を対象とした研究で… ▼続きを読む
DHEAは卵巣年齢低下者のミトコンドリア機能を改善する(院長コラム)
(2019.04.07更新)
ミトコンドリアの機能不全は人の年齢に関与した生殖機能の低下をもたらすことは良く知られています。最近の医学誌のJ.CLIN.MED。にLi CJらによってDHEA 90㎎/日を8週間投与したところ、卵巣… ▼続きを読む
特別養子制度について(院長コラム)
(2019.03.18更新)
不妊治療では成功しない場合どこで治療を中止するかが難しいとの相談を良く受けます。従来の養子制度に加えて最近では、特別養子制度が受けやすくなってきています。文芸春秋誌2019年1月号に女優の瀬奈じゅんさ… ▼続きを読む