十代女性のQ&A
思春期子宮内膜症について
(2020.06.10更新)
子宮内膜症は成人の病気と考えられ、思春期の月経痛の原因としてはあまり存在しないと今までは考えられていました。最近東京大学の甲賀かおり先生が発表した論文の中で腹腔鏡で確認された思春期子宮内膜症の罹患率に… ▼続きを読む
月経前症候群(PMS)について
(2018.11.18更新)
PMSは『月経前3~10日の黄体期に続く精神的・身体的症状で、月経発来とともに消失するもの」と定義されています。症状には激しい怒り、いらいら、抑うつ、混乱、乳房緊満感、腹部膨満感、頭痛・浮腫などが多く… ▼続きを読む
思春期早発症について
(2018.11.11更新)
女児では7歳6ヶ月未満の乳房発育、8歳未満の恥毛・腋毛発生、10歳6ヶ月未満で初潮がある場合に思春期早発症(PP)を疑います。PPの80%は原因不明の脳内ホルモンの上昇ですが、時に卵巣腫瘍(エストロゲ… ▼続きを読む
最近の性感染症の増加(厚労省2015年キャンペーン)
(2016.12.20更新)
性行為によって感染する病気を性感染症といい、いわゆる性病といわれるもの以外にも多くあります。このなかでも現在急激に増加しているのが梅毒とクラミジア感染です。梅毒については2010年に10万人当たり男性… ▼続きを読む
思春期特有の生理の異常について
(2016.03.29更新)
思春期に多い月経異常は生理が3ヶ月以上停止した場合(続発性無月経)、生理に伴う下腹部痛・腰痛や,出血がだらだら続く性器出血とそれに伴う貧血発症、月経周期が短かったり(頻発月経)や逆に周期が長すぎる(希… ▼続きを読む
予定生理日を移したいのですが?
(2016.02.07更新)
入学試験、合宿、部活の試合のためなどで生理日を移したいとの相談が増えています。女性ホルモン配合剤を利用してコントロールする事が可能ですが、生理直前では成功率が低くなりますので早めに相談してください。高… ▼続きを読む
ヘルペス外陰炎と診断されました
(2016.02.04更新)
最近ヘルペス外陰炎は急激に増加しています。単純ヘルペス-1型(HSV1)または2型(HSV2)により外陰部に潰瘍や水泡を作ります。性行為感染症の一つで特に最初に感染した時には痛みがひどく、排尿も出来な… ▼続きを読む
新しい緊急避妊薬が発売されたようですが?
(2016.01.15更新)
(緊急避妊法について知りたいのですが?)にある、いわゆる女性ホルモン混合剤(ピル)の他に緊急避妊専用の経口薬(モーニングアフター)が発売されました。
これは従来の薬と異なり、エストロゲンという強力な… ▼続きを読む
HPV検診とはなんでしょうか?またワクチンがあるようですが?
(2016.01.15更新)
HPVとはヒトパピローマウィルスの略です。
現在、20~30歳の女性が死亡するとすれば、その最大の原因は子宮頸癌(子宮の入り口部分の癌)です。
そしてその子宮頸癌の原因の98%は性交渉によるHPV… ▼続きを読む
ピルには避妊以外の効果(副効用)があるそうですが?
(2016.01.15更新)
ピルは正しく使用すれば99.7%の避妊効果がありますが、日本での使用率は1.9%(ドイツ58.6%、オランダ49.0%)極端に少ない。
また避妊以外に生理痛や貧血の改善が50%以上にみられ、ニキビな… ▼続きを読む