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2019年6月8日:第38回SAG研究会 「男性不妊症の診療と今後の展望」 

[2019.06.09]

横浜市大生殖医療センター泌尿器科部長 湯村 寧先生 ベストウエスタンレンブラントホテル東京町田

今回は最近進歩が目覚しい男性不妊の診療情報と研究の動向について、横浜市大の湯村先生にご講演をお願いしました。統計的には男性が関与する不妊は50%を超えるといわれ、薬物療法もそれなりに効果がある事が判明してきています。しかし男性はタイミングによる性交には多くの人が心理的圧迫を覚えるので、うまく行かないときは早めにAIHに進むほうが賢明である事。精巣静脈瘤は不妊患者の35%に見られ、2人目不妊の場合は70%にも存在すると考えられるので、早めの手術療法が有効です。無精子症の場合のTESE (睾丸よりの精子採取)で50%が精子の確保が出来、30%以上に妊娠が期待できる等の話があり有意義な講演会でした。やはり不妊治療には夫婦の協力と婦人科不妊専門医と泌尿器科不妊専門医の協力が必須であると感じました。

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