メニュー

2018年度相模原市緑区の女性の健康教室が終了

[2018.10.17]

2016年度の南区、2017年度の中央区、そして2018年度の相模原市主催の「女性の健康教室、特に40代、50代の女性を対象にした講演会」が2018年10月16日(火)に終了しました。これで相模原市全市を順番にカバーしたことになります。今年度は最新のデータでの情報も入れて具体的にどのように対処するのが良いかについてお話をさせていただきました。まず女性ホルモンが一生の中でいかに重要な地位を占めるか、女性ホルモン(エストロゲン)には合成された誘導体・天然の薬剤と多種類あること、したがって効果には強弱のある製剤が選択できること、20~30台、40台、50~60台で使用される薬剤は同じ製剤ではなく、年齢と副作用を念頭に入れてに使い分けされること、更年期には更年期障害のみではなくその周辺疾患である、甲状腺の病気、更年期のうつ状態や、手のこわばり、関節痛などを含む疾患、老年期に顕著となる骨粗しょう症や動脈硬化症との関連、寝たきりの原因となる転倒、認知症の予防などについて講演を行い、かつ更年期で3大死亡率の高いガンである乳癌、大腸がん・子宮がんについて検診の受け方・予防法などを講演いたしました。多くの質問があり、そのすべてにはお答えできませんでしたが、本HPのQ&Aにも事例や相談の答えがありますのでご覧ください。また現在は更年期のチエックのための検査・治療はほぼ100%保険が適応されますので、高価なサプリメントに頼るより、専門医による医療を的確に受けることがもっとも確実で経済的にも有利な方法です。

主催者よりの連絡;後日主催である相模原市担当者より次のような連絡がありました「参加者からは”更年期が不安でしたが、先生に話を聞いて、いろいろな情報を知り、だいぶ心が楽になりました”等々の感想が聞かれました。アンケートでも、ほぼ全員の参加者から更年期の症状や対処法について知ることが出来た・今後の生活に活用できそうだとの回答を得ました。おかげをもちまして、教室に目的を十分に達することが出来ました。との報告を戴きました。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME