メニュー

今年の{更年期講演会}を終えての感想

[2017.10.17]

昨年度と同様、相模原市女性の健康教室の依頼にて、40~50代女性への更年期周辺の疾患とその対処法、さらには老年期に向けての健康寿命を延ばすには?との目標に向かって日常で大切な事柄について講演を行いました。当初の予定人数を上回る80名以上の市民の参加を得て、答え切れないほどの質問もあり盛会裡に終了しました。今年度はもっとも新しい情報を盛り込んで、女性医療と自助努力で健康寿命を延ばせること、特に現在の更年期周辺のホルモン補充療法は、専門医師によればほぼ安全に行われること、特に更年期に使われる女性ホルモンの種類は数多くあるうち、天然の皮膚から吸収される女性ホルモンが効果が抜群で安全性が高いことなどをお話しました。日本では(HRT)についてはネガテブな情報が多くマスコミを中心に広められていますので、HRTを必要とする婦人のわずかに2%にしか施術されていません。欧米では50%の方が、お隣の韓国でも20%の女性がHRTの恩恵を受けています。現在恐れられている40~50歳台で最大の罹患率・死亡率である乳がんも天然経皮エストロゲン製剤単独の使用者では、0.8〔対非使用者)と減少しており、乳癌を増やす悪者は同時に使われている合成黄体ホルモンであることが判明してきています。このようにHRTを受けるには女性ホルモンに知識と経験の深い生殖医療医師の選択して受診することが重要です。NPO法人メノポース協会では更年期に関する電話相談と、安全な更年期医療を提供できる医療施設を紹介しており、不安のある方は一度このHPを見てみましょう。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME