メニュー

41歳、緊急帝王切開で分娩された初産の方より

[2016.09.13]

ソフイアレデイスクリニック佐藤院長並びにスタッフの皆様。私は7月末に緊急帝王切開にて女児を出産いたしました。分娩予定日の1ヶ月前でした。予定日4週間前の定期妊婦検診のため病院を受診したところ、尿淡白+、高血圧を指摘され、さらに前回検診時より胎児の推定体重増加が見られないとの事でそのまま入院し、其の日のうちに緊急で帝王切開による分娩出産となりました。突然の入院でしかも帝王切開になるとは考えてもいなかったので戸惑いもありましたが、元気な産声を聞くことが出来たのはとても幸せです。それも佐藤先生のおかげです。41歳と高齢でもあり、一時はあきらめかけておりましたが皆様のおかげで、わが子を腕に抱くことが出来ました。本当にありがとうございます。現在保管している胚盤胞がまだありますので、また相談に伺いたいと考えています。草々

主治医からのコメント。40歳を超える不妊治療患者さんが年々増加しております。このための妊娠率の低下・流産率の上昇は見られますが、ARTの技術や方法論の、凍結卵保存方など進化と産科の先生方のご努力で高齢の方の正常児の分娩例も多くなってきております。当院では自分の卵による47歳での分娩例が最高年齢で、この方も分娩は帝王切開でしたが、満期で元気な赤ちゃんを得られて、誕生日ごとに写真・連絡を送っていただいております。産科学からは、高齢になるほど高血圧や早産のいわゆる”妊娠中毒症”や、胎児の異常が増加することは明らかですので、慎重な妊婦検診対応や、出生前診断を受けるか否かなどの問題は残りますが、少しでも若いときに凍結した卵の保存があれば妊娠に関しては有利と考えられます。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME