メニュー

骨粗鬆症が最近多いと聞きますが、なぜ婦人科で骨の病気をあつかっているのでしょうか?

[2016.01.15]

本来、骨粗鬆症は女性の病気と考えられ、特に50歳代の患者の9割以上は、女性が罹患しております。

骨粗鬆症には閉経後に急激に進行するタイプと、高齢になってゆっくりと進行するタイプがあります。

男性の場合、ほとんどが後者のため70~80歳にならないと発症しないことが多いのです。

潜在的な患者(骨粗鬆症の一歩手前の骨減少症)を合わせると、日本では約800万人もの患者さんが存在するといわれています。

自覚症状が全くないまま病気が進行している場合が多く、症状が出現(骨折など)してからでは手遅れとなり、寝たきり老人の大きな原因として恐れられています。

従って日常の予防的な生活と治療が重要といえます。

女性の場合は閉経に伴う女性ホルモンの低下か引き金となることが多いので、ホルモン補充治療が有効です。

若い時代から種々のカルシウム〈動物や魚だけでなく、野菜に含まれる植物性のカルシウムなど)を摂取すること、また軽度の運動が骨を刺激し発症を防げると思 われます。

寝たきりにならないためにも、骨粗鬆症の予防に取り組みましょう。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME