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若い人の間に性感染症(STD)が拡がっていると言われていますが?

[2016.01.15]

STDとはセックスによって感染する病気です。

性のスタイルがオープン、低年齢化することで、その数は急増しています。

最近多い病気は、

  1. クラミジア:
    最近若い人の間に急増しており、感染1週間位で、黄色して粘りのあるおりものや、下腹痛、排尿痛があることが多く、全く症状を感じないこともあります。症状の進行でお腹の中へ拡がる⇒すなわち腹膜炎や卵管炎などをおこし、不妊症に将来結びつくことがあり、また妊娠しても流産や早産の原因となることもあります。

  2. 性器ヘルペス:
    ヘルペスにはⅠ型、Ⅱ型があり、最近ではオーラルセックスでⅠ、Ⅱ型の住み分けがなくなってきたとも言われます。感染すると3~7日で外陰部に軽いかゆみから、赤い水疱ができ、痛みや発熱を伴います。これがつぶれ潰瘍になると激しい痛みや入院を要することもあります。ヘルペスは再発を繰り返し、長引くことも少なくありません。

  3. 尖形コンジローム:
    HPVというウィルスによりますが、子宮頸癌の発症との関係も言われており、感染後3週~3ヶ月で小陰唇や肛門の周りに赤いやわらかいイボができ、次第に数も増えていきます。

その他AIDSや淋病、梅毒など多くの性病があり、放置により治療が不十分な時には一生にわたって苦しめられる事も少なくありません。

また流産や不妊症などの原因にもなるため、女性にとって不利でリスクの高いのがSTDです。

パートナーを含めて治療が必要で、必ず医師の指導と治療をきちんと受けましょう。

STDは予防が最も重要です。(セーフティセックス)

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