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緊急帝王切開で分娩された患者様より

[2022.08.29]

ソフィアのスタッフの皆様、この度女の子を無事出産いたしました。皆様には本当に感謝しております。k病院で分娩する予定で紹介状を書いてもらいましたが、妊娠後期に妊娠高血圧症となり入院いたしました。k病院では早産になった場合に対応が出来ないとのことで、北里大学病院へ32週時に転院をいたしました。高血圧があるため無痛分娩を推奨され、これを希望いたしました。バルーンを挿入し麻酔をしたあとは赤ちゃんが降りて、子宮口が開くのを待つだけの状態でしたが、次第に赤ちゃんが弱ってきているとのことで急遽帝王切開に切り替わりました。赤ちゃんは産声を上げて誕生しましたが、間もなくして、鳴き声が聞こえなくなってしまいました。保育器で呼吸アシストをしてもらい無事、肺呼吸ができる様になり今ではすくすく育っており日々の成長が楽しく思います。本当に皆様のおかげです。ありがとうございました。

主治医よりのコメント:本当におめでとうございました。我々不妊治療医にとっても妊娠できた事が終わりではなく、治療した患者さんが無事に分娩され自宅に赤ちゃんを連れて帰ることで、不妊治療の終了となるので分娩報告が来て初めてホットするのです。不妊治療そのものが産科のハイリスク因子ですので、出来るだけ周産期治療が十分できる病院をお勧めしていますが、患者さんは最近の流行のデラックスで食事の良い産院を希望されることが多いのですが、昔のように何人も分娩する時代ではないので、不妊治療で妊娠された方には万一の備え、安全に治療が可能な病院を選択されるようにお勧めしております。

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