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第64回日本生殖医学会講演会・総会2019年11月7日(木)・8日(金)神戸国際会議場

[2019.11.02]

演題;①当院におけるAMH低値群の臨床成績の検討

   ②日本における単一胚移植後の品胎および四胎123例の検討

①は当院の秦が発表。卵巣予備能を反映するAMHについて特に1.0以下(40歳台)以下の228例について妊娠例(67例)と非妊娠例(161例について分析報告した。妊娠例ではタイミングで32,8%、AIHで14.9%、ARTで49.3%と通常の一般不妊治療群とほぼ同じであった。その他初診時のFSH低値や男性因子の有無などが妊娠成立には関与していたが、ART以外でも比較的高い妊娠率でもあり、医療の早めの治療への介入と関与がAIH低値群でも妊娠につながる可能性がある事から、AHM低値でもあきらめずに治療に向かうことが、意義あると考えられた。

②は順天堂大学が全国より集めた単一胚移植後の3胎および4胎のARTによる妊娠例123例についての分析で、当院も含んだ全国統計の共同発表です。ほとんどは3胎であり、特に胚盤胞培養や、アシステドハッイングを行った例に多かった。これほど多くの症例集積はは世界でも少なく多くの注目を浴びました。

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