第62回日本生殖医学会 2017年11月16日 下関市〔山口)
[2017.11.14]
海峡メッセ下関〔山口)にて口演発表;Zona-free卵子の新鮮胚移植による一卵性双胎妊娠の一例;採卵時透明体が欠損する例が時に見られるが、顕微授精にて受精分割することがある。今回そのような症例について受精より、分割までをタイムラプスにて追跡、桑実胚で移植したところ、一卵性双胎となり、分娩まで追及できた珍しい症例を経験して報告した。症例は40歳で刺激周期にて2個採卵、1ケのみが成熟卵であり、採卵時に透明対がかけておりzona free 卵子と診断。この卵にに顕微授精を施行し受精卵を獲得、タイムラプス下で観察して5日目の桑実胚移植、それが一卵性双胎となり、無事に分娩を終了した珍しい症例である。