卵活性化障害に対する Ca-ionophare 使用経験
(平成22年11月12日:徳島あわぎんホール)
現在最も治療困難な受精障害についての研究について述べたものです。
現在、多くの受精障害は顕微授精(ICSI)にて救われるのですが、ICSIでも受精しない症例があり、これらの症例には卵活性化法が行なわれます。
当院ではCa-イオノファーという物質を使用して治療し、多くの妊娠例を得ていますが、今のところ誕生した児には異常を認めていません。
これらを報告するとともに、さらに症例を重ねて検討する予定です。