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第53回日本生殖医学会総会

[2016.01.15]

グリスリンは多嚢胞性卵巣症候群の排卵障害を改善しクロミッドの効果を増強する

大船中央病院におけるTESEの経験

(平成21年11月22日:金沢市)

この2題は上記と同じ学会で発表された演題であり、他施設との共同発表です。

グリスリンはマイタケからの抽出物であり、米国では糖尿病へのサプリメントとして広く使われています。

今回は、これを多嚢胞性卵巣症候群(PCO)に対して、単独でまたはクロミッドの併用で、その体質改善効果がみられ、臨床的な効果も大きいことが報告された。

2題目のTESEとは(睾丸よりの直接精子の回収法について)を参照ください。

本法は泌尿器科専門医との共同治療となるので、今回は大船中央病院で採取を依頼した症例を含んでの症例が報告された。

2010年1月までに当院でのTESEm→IVF例は21例あり、うち6例(1例は流産)が妊娠に成功している。

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