第5回SAGAMI OSTEOPOROSIS研究会
[2016.01.15]
産婦人科で行っている骨粗鬆症検診の概要
(平成17年6月16日:町田エルシー(東京))
閉経期以後の骨粗鬆症の検診・治療は婦人科医の得意とするところである。
今回は相模原市整形外科医会の先生方を対象として、婦人科で行っている骨粗鬆症の検診について講演した。
800万人とも言われる患者のほとんどは女性で、しかも閉経に伴う女性ホルモン低下による閉経期骨粗鬆症が大部分を占める。
この予防には骨折などの症状が出現する前に治療を開始することが必要で、ホルモン剤の他に、カルシウム剤や、最近ではSERMとよばれる乳癌や子宮癌予防ともなる薬剤の開発が行われ、婦人科医が行う予防的治療の重要性を述べた。