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第20回日本更年期医学会

[2016.01.15]

更年期外来における乳癌検診の工夫

(平成17年11月12日:大宮)

更年期外来では対象が丁度乳癌の好発年齢(40才代~50才代)であり、特にホルモン補充療法を行なうにあたっては、それ以前と経過中の乳癌検診は必須です。当院で3年間に行なった乳癌検診は約1,500件であり、そのうち13件の乳癌を発見(手術で確定例)し、その発見率は0.9%であり、これは全国の公的検診と比べても良好な成績でした。

方法は全例に視触診+超音波検査で、二次的にマンモグラフィーで検診する方法です。

HRTの症例からは2例(0.4%)、その他の一般検診で11例(1.1%)とHRT群での方が少なく、これは2005年12月の厚生省研究班の発表と同じ傾向が見られました。

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