医師が行う不妊カウンセリングの経験
(平成17年2月5日:関内ホール(横浜))
現在、不妊症患者さんへのカウンセリングの必要性が言われているが、本当に心理的な悩みがその中心を或しているのか否かを、私たちが1年半にわたって行った当院での不妊カウンセリングの結果より総括した。
患者さんの相談内容は医療内容をよく知りたいとの相談が多く、心因的相談は少なかった。
深刻で適切なアドバイスがなかなか出来ないのが、習慣性流産の染色体異常例で、この面での充実の必要性を述べた。(この演題は本学会の学術奨励賞に選ばれた)