第132回日本不妊学会関東地方部会 [2016.01.15] 不妊カウンセリングに困難を感じた習慣性流産(均衡型染色体異常)の2例 (平成17年6月11日:東京歯科大(水道橋)) 現在、受精卵診断が社会的に問題となっているが、欧米で最も適応が多いのが、この習慣性流産の原因の一つである母親の均衡型の染色体異常(これは病気ではない)が、胎児の染色体に移行し、それが原因で不育となる症例である。 しかし、日本では現在ではまだ受精卵診断が一般的に認められないために、患者さんの不安と苦痛は大きい。 この点について、2例の経験例からその必要性について検討した。 前の記事へ次の記事へ