下腹部痛で婦人科疾患を疑うときに
(平成20年9月13日:横浜)
我々医師にとって「下腹痛」は最もありふれた訴えであり、特に女性の子宮・卵巣は下腹部にあるため、婦人科疾患で最も多い症状のひとつです。
しかし、最近では産婦人科医が減少して病院でも産婦人科を閉鎖するところも少なくなく、他科の医師が女性の下腹部通をまず診察しなければならない場合も多くなり、婦人科の専門医以外の医師がまず疑わなければならない病気について、2回にわたり講演を行った。特に性器出血と妊娠が合併している場合に、緊急に専門医に依頼しなければならない症例について話を行った。