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生殖レーザーリプロダクション学会を終えて

[2022.08.29]

8月に仙台市において第17回の生殖レーザーリプロダクション学会が行われ、院長が低周波レーザーの使用経験についてシンポジウムで発表を行いました。当初は現地開催の予定でしたがコロナ感染の拡大で急遽webでの発表に切り替えられましたので、久しぶりの仙台訪問はなくなりネット上での発表となりました。当院では約15年前よりこのレーザーによる着床期治療を行っており多数例の経験がありますので今回のまとめで多くの成果が得られました。主として凍結卵移植時に使用しており、ホルモン補充療法(HRT-ET)時に併用しますが、これに最近の自己血小盤注入療法(PFC-FD)を併用することで移植当たり56%の高い妊娠率を得る事か出来ました。残念ながらこのレーザー治療も、PFC-FDも今回の保険治療には取り入れられていませんが、早くこの方法が保険化されることを望みます。

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