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最近新しい更年期の予防的治療があると聞きましたが?

[2016.01.15]

昨年8月に米国の厚生労働省にあたるNIHが、ホルモン補充療法の大規模投与試験の一部を中止したことから、ホルモン剤を含め、より副作用の少ない治療法が注目をあびています。

この中でも有望視されているのが大豆イソフラボンによる方法で、イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)とその構造式が類似しているので、ホルモン作用が期待でき、更年期障害の症状改善や骨相しょう症や、ガン、動脈硬化の予防、血液をさらさらにする作用、肥満の抑制などに有効であることが確認され、またホルモン剤のもつマイナス面がほとんどないことから、21世紀の女性の健康維持に欠かせない物質になる可能性が期待されています。

もちろん、更年期に限らす若年から老年期までの補助的な補充予防物質(サプリメント)として有用ですが、注意すべきは現在多種のイソフラボンが発売されていますがその製造や純度も色々ですので、市販品のサプリメントとして使用する時は、原料の大豆が遺伝子操作を受けていないか、吸収のよいタイプ(アグリコン型)かどうかなどに十分注意するべきで、食品として豆腐や納豆を大量に摂朗すれば健康に良いというわけどもないので、自分に合ったものをサプリメントとして使用する時には必ず専門家や医師と相談してアドバイスを得ることが得策です。

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