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更年期でのサプリメント摂取が話題となっていますが、何か注意点があるでしょうか?

[2016.01.15]

前回も述べましたが、できるだけ自然に近い方法で更年期を乗り越えたいとの希望も多く、最近ではサプリメント(栄養補助食品)が広く出まわっています。

しかし薬と違って公的機関によってその物賃が厳密にチェックされているとは限らず、なかには問題のある製品も少なくありませんので、充分に情報を集めてから使用してください。

更年期障害症状をはじめ、コレステロールが高くなったり、長期的には骨相しょう症の発症など、いわゆる生活習慣病が発生しやすくなる時期です。

この時期で健康の維持や、病気症状の改善のためのサプリメントは重要な地位を占めており、間違った選び方や使用方法では逆効果となる場合もあります。

この意味では科学的な根拠や理論が説明可能なものが良く、また、プラス面のみでなく、必ず多少のマイナス面を持つものがまともなものと考えたほうが良いでしょう。

現在更年期の健康、特に最適と思われ私が外来で推奨しているのはアグリコン型イソフラボンですが、これは体にとって毒である活性酸素を減らし、自律神経系を安定させるとともに、血管を柔軟にし、また、血液をさらさらにする作用があるのと同時に、女性ホルモン(エストロゲン作用)も有しているからです。

もちろん使用中は定期的に血管年齢や血液のさらさら度を客観的にチェックしてもらいましよう。

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