喫煙・受動喫煙が不妊および早期閉経に関連
[2016.03.08]
今年1月に米国の大規模研究(女性の健康イニシアチブ(WHI)」では約18万人余の女性からの研究結果を報告しています。喫煙経験のある女性は経験の無い方の比べ不妊の確率が14%高く、早発閉経(50歳以前の閉経)の確率が26%高かった。しかも早発閉経は死亡リスクにも関連する事が判明。また非喫煙者でも高レベルの受動喫煙に暴露されている方(喫煙者と10年以上同居している方)の不妊確率が18%高いことが判明。喫煙経験者は、喫煙や受動喫煙もない人に比べて閉経が約22カ月早く、受動喫煙女性の閉経は13カ月早いことが報告されています。この研究からは研究者は「あらゆる年代の女性にとって喫煙・受動喫煙を避けて、禁煙する新たな動機となるもの」と結論しています。不妊治療成功には配偶者を含めてタバコには近ずかないことが重要です。