不妊学級で夫が目覚め妊娠に成功した方
私は2009年に採卵し妊娠に至ったものです。このたび無事に元気な女の子を出産いたしました。
タイミングの指導から始まって、人工授精、体外受精と約2年クリニックには通いました。去年のクリスマスの時も通ったのを覚えています。去年の今頃は1回目の体外受精が失敗に終わり、とても精神的に辛く悲しく自分のまわりだけが華やかに感じられたものです。
一月の連続の注射から始まり、採卵、移植、妊娠、心拍確認。あれよあれよという間に紹介状をもらっての卒業となってしまいました。妊娠判定陽性に驚き、心拍確認の安堵で先生方、スタッフの方々に何の挨拶、お礼の言葉も述べずにクリニックを後にしてしまいました。
高度不妊治療にあたる体外受精をするにあたって、夫婦二人でうけた不妊学級。あまり不妊治療に乗り気でなかった旦那さんが、佐藤先生の「辛いのは女性ばかり。男は出すことしか出来ない。それなのに、それすらもしようとしない人がいる!」とズバッと言われことにハッと何か感ずるものがあったようです。以来、出産に至るまでとても協力的で優しくなりました。女性の辛い気持ちをズバッと代弁していただいたようで、今でも思い出すと涙が出てきます。
長い間、診察治療をしていただいたクリニックの皆様、不妊学級の講義をしていただいた佐藤先生。本当にありがとうございました。
また凍結してある卵を迎えに行きたいと思っております。更新の時期になりましたら改めて電話いたします。いつになるかわかりませんが、次の治療の時もまたお世話になりますのでよろしくお願いいたします。
主治医よりのコメント
この方もステップアップを行ないながら、2回目の採卵で妊娠に成功、分娩の報告をいただきました。ステップアップと共に、夫と出席した不妊学級(説明会)が大きな成功のきっかけとなられたとのことで、学級に力を入れている当院のあと押しの1つとなった事をうれしく感じています。