残念なご主人からのお便り
新年明けましておめでとうございます。突然の手紙にて失礼いたします
昨年5月妻 Y が他界いたしました。もっと早く先生には、ご連絡しなければいけないところですが、遅くなり大変申し訳ございません。ご存じかと思いますが、幼少からの再生不良性貧血で年々輸血の回数が多くなり、特に昨年からは週に2~3回になり15日NN病院入院、翌日に永眠いたしました。本当に生前は Y がお世話になりました。
先生のおかげにて二人の子供にも恵まれ幸せだったろうと思います・
おかげさまで長男も大学を卒業し昨年から東京で就職。次男も高校2年生となり頑張っています。
これからも先生のご活躍、ご健康をお祈りいたします
主治医からのコメント;この方は県外の方で遠距離不妊治療の体外受精で2人のお子様を設けられました。不妊の原因も本来の持病にあったと思いますが、強い本人の希望で妊娠へチャレンジされご自分の命を次代に引き継がれたのだと感じています。年賀状の交換だけは毎年していたのですが、長男の方が高校生の時私のクリニックを母子で訪ねてこられ、しばし歓談をしました。ご長男に私の名前の一字を付けたことや、そのときの彼女の笑顔がまだ私の眼と心に残っています。ご冥福をお祈りいたします。