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2017年5月13日(土)。第36回 SAG研究会

[2017.03.24]

「着床全異数性スクーリニングがもたらす光と影」 IVFなんばクリニック院長 中岡 義晴先生講演。ベストウエスタン レンブラントホテル東京町田。 今回は現在注目を浴びているPGSの実際について造詣の深い中岡先生が講演を行いました。現在では限られた疾患でのみ日本ではPGD(受精卵診断)は認められていますが、染色体異常の無い受精卵を選択するPDS(受精卵スクーリニング)はまだほとんど行われていません。世界的にはすでに多くの主要国では盛んに行われ、特に最近の遺伝子診断法の進歩(次世代シークエンサー)により確実に診断確度は上昇しており、その生殖医療での利用価値は少なくない情況です。ただ日本国内では倫理的な問題からはまだコンセンサスが得られていないために、施行が見送られているが、やはり光の部分が大きいので、影の部分にも留意しながら施行できる方向に行くことが望ましいと講演された。

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