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乳ガン検診について教えてください。特に自己検診について詳しく教えて下さい。

[2016.01.15]

近年我が国でも乳ガン死亡率が上昇し、今では日本人女性の30人に1人が乳ガンにかかると言われています。

食生活の欧米化を背景として増加したガンのひとつですが、初潮の低年齢化、初婚・初産の高齢化、出産・授乳の回数・授乳期間の減少、環境汚染による遺伝子損傷、平均寿命の延長など、多くの因子があると推測されます。

医師による検診は視診・触診・超音波・X線診断などを組み合わせて行われます。

乳ガンは体の表面近くに発生するため、医師の触診のみによる発見率と、自己検診による発見率とはあまり差がないとの報告があり、実際に自己検診で、90%の乳ガン発見に繋がっているといわれています。

自己検診は入浴時など、皮膚が濡れている状態で石けんをつけて行うと良いでしょう。

調べる乳房の反対側の手首を揃え、鎖骨から脇の下、乳房、乳房の下まで、指の腹で軽く押すようにくまなく触診します。

手でつままないようにしましょう。閉経前の人は生理の7日目前後が最適です。

閉経後の人は、特定の日に月1回行います。ポイントは乳頭の異常分泌やしこりの触知です。

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