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不妊治療中に日常生活で女性側が気をつけることがありますか?

[2016.01.14]

いちばん大切なのは、正常な排卵ができるように「規則正しい生活」をおくることです。

喫煙やアルコールの飲みすぎはホルモンのバランスを悪くするので節制しましょう。特に、喫煙はダイオキシンなどの環境ホルモンを体内に多量に取り入れているのと同じですので、禁煙してください。そして環境ホルモンにさらされないような生活に留意しておくことですまた夫婦単位での治療が不妊治療ですので、配偶者間で相手に与える受動喫煙などにも十分考えましょう。

ダイオキシンやビスフェーノールA、PM2.5などの環境ホルモン物質は精子の製造能力や遺伝子に悪影響を与え、卵子の質にも悪影響を及ぼ、妊娠しにくくすると考えられています。
また感染症、特に淋病やクラミジアなどの性感染症にかかると妊娠しにくくなるので、予防的で清潔な生活が大切です。同様にストレスは脳のホルモン中枢に直接影響して血流を悪くすることでマイナスに作用するため、過剰な心理的ストレスも不妊の原因になります。

食生活も重要です。カロリーは低めに、鉄やカルシウムなど、ビタミンB,C、Eなどの栄養素やは亜鉛、葉酸なども充分にとることで体の老化を防ぎ、油ものや塩分は控えめにして野菜、豆類、きのこ類などを増やしてください。食生活と妊娠成功は大きな関連がありますので、当院では専任管理栄養士が勤務しておりますので、肥満予防や妊活に向けての食生活も相談出来ます。また冷え性を予防し子宮・卵巣の血流を良くすると受精卵の受け取り側である子宮内膜が厚くなりより着床しやすくなることも判明しています。日ごろ血流を良くする軽い運動や食事に気を使うことで、妊娠しやすい体を作れます。

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