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乳がん・子宮がん検診

女性診療科では乳がん・子宮がん検診が同時に受けられるため、時間的なメリットや利便性が高いと考えられます。

・公的な乳がん検診としては視触診・マンモグラフイが現在とりいれられていますが、従来から産婦人科では超音波エコーを併用しているところが多々見られます。当院でも超音波併用検診を患者さまの要望において10年以上行っており、そのメリットは十分あると感じています。

乳がん検診の方法論としては現在のところ;( )は有効性のレベルで

1.50歳以上の女性にはマンモグラフイー検診を行う(A)

2.40歳代の女性にはマンモグラフイー検診を行う(B)

3.40歳以上の女性の任意型健診では超音波による検診も可能である(C)

4.40歳未満の女性には超音波検診または超音波・マンモグラフイ併用検診を行う(C) 

5.検診間隔は1~2年とする(B)

とされているが、2015年の日本における5万例以上の大規模な超音波・マンモグラフイ(MMG)併用検診の結果(大内班)ではこの併用の有効性が確認され、さらに検討進行中で当院でも現在は希望者には併用検診を主として行っています。MMGが主流の米国でも最近はこの超音波検診の有効性が認められつつあり、特に乳腺濃度の高い患者さんには併用したほうが良いとの報告が認められます。ちなみに医療用超音波は日本で開発され世界に広まった方法です。マンモグラフーについても、当院の医師2名はマンモグラフイ讀影医の資格を有しています。当院では超音波は医師または専任の検査技師が施行致します。MMG撮影は病診連携システムを利用して近隣提携病院にて撮影出来ます。

子宮がん検診について 

子宮がん検診には頸部検診と子宮体部検診があり一般的には頸部検診が行われます。わが国での公的な子宮頸部検診の受診率は20%程度と言われ欧米諸国と比べると著しく低く、近年20代、30代の子宮頚がん患者が増加しており、特に若年女性への検診の重要性が重要視されています。子宮頚がんの大部分はHPVというウイルス感染が長期に存在することで発症することが判明しており、性交開始以前の中学生への予防ワクチンが使用され始めましたが、痛み、けいれん、失神など副作用報告から日本では現在中断状態であるで、将来頚がんで死亡する女性は日本では減少しないと見られており毎年の検診がより重要になります。公的な子宮体がん検診は体癌の高危険群(不正出血・月経異常および褐色帯下を有する女性群)のみで行われており、全員が対象にはなっていません。米国での分析では未婚・不妊・閉経後・初婚・初任年齢が高い・30歳以上の生理不順・女性ホルモン服用・糖尿病・高血圧・肥満等体癌のリスク因子が高いグループから医師の判断で行われています。いずれにしても市町村の公的癌検診は癌の心配があるかどうかを細胞診で調べることのみですから、筋腫や婦人科疾患をみつける婦人科全般の検診ではありません。また有効期限は1年ですので、必ず毎年受診が必要です。     

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