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不妊症とは?

通常、妊娠成立を希望して、夫婦生活を行っているにもかかわらず2年以上妊娠しない場合を不妊症と定義しておりました。しかし201510月に日本産科婦人科学会は世界やWHOの定義にならって不妊の定義を1年と変更しました。特に最近は結婚年齢の上昇、有職女性の増加、未婚時の性病罹患頻度の上昇などで、先進国では共通的に不妊カップルの数が上昇し、米国では7カップルに一例、日本でも8カップルに一例は不妊症と言われています。又最近の特徴として男性に原因のある不妊症(環境ホルモン?)や、高齢不妊例、妊娠するが生児を得られない不育症(習慣性流産)などの頻度が上昇しています。

不妊治療が通常の病気の治療と大きく異なるのは

  1. 夫婦を1単位とする治療法であること。
  2. 最終目的が健康な児を家に連れて帰ること。
  3. 外見上は健康のため、周囲の人々の治療に対する理解が得られにくいこと。
  4. 健康保険で認めない自費医療の部分が少なくないこと。
  5. いつ治療に成功して妊娠するか、ゴールが予測しにくいために、検査と治療をステップアップする方法がとられ、通常の病気とここが大きく異なること。
  6. 生殖医療技術進歩が社会認識や倫理と一致しにくいこと。

などの問題があり、夫婦でねばり強く治療認識を持つことが妊娠に成功する道です。不妊の方の悩みは他の人々にとって、なかなか理解してもらえないため当院を訪れる患者さんは、不安と期待を持ってこられます。私たちは不妊症の専門外来として出来る限りの治療を目指しますが、まず自分の不妊原因を知ること、自分たちで治療の継続意欲を持つことが大切です。まず初期検査で

  • 排卵があるか、内容の良い排卵か、黄体機能はどうか、卵巣の予備力(卵巣年齢)の  検討が重要です(卵巣因子)
  • 卵管は通過しているか、癒着はないか(卵管因子)
  • 50%の原因である、男性の精子が良好か(男性因子)
  • 性器に感染症がないか(感染因子)
  • 子宮内膜症、子宮筋腫、子宮奇形がないか(子宮因子)

これらの5つのポイントが最初に検討される最低限の基本的な検査になります。

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