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不妊学級

DSC01294 B不妊患者さんのためには、月1~2回の不妊学級を行なっており、原則的に御夫婦での参加で不妊治療の現状を十分に知っていただいて、治療に入ることにしております。

現在他院受診中の方も参加できます。(電話予約してください)
2015年1月より、新クリニックビル斜め前のプロミティふちのべ2Fに会場が移転しました。

※不妊学級は原則毎月の第3土曜日ですが、必ず予約(電話でも可)をしてください。参加は無料ですが、当日のテキスト代、資料代として各カップル当たり1,080円の実費をいただきます。

なお、不妊学級での理解が不十分の場合や悩みを他人に知られたくない時等には当院の医師または不妊カウンセラーによる不妊カウンセリング相談(個別相談)が受けられます (窓口にて予約確認をしてください)。

不妊学級の講義のまとめと妊娠成績(2016年度)

1.タイミング療法のみの妊娠率 2~5% 一般治療
2.超排卵法とタイミングの妊娠率 10~15% 一般治療
3.AIHによる妊娠率 10~20% 一般治療
4.その他(HSGや、腹腔鏡での妊娠等) 10~20% 一般治療
一般不妊治療による妊娠率計:24~45%
5.ARTによる妊娠率 20~35%
不妊治療による総妊娠率計:44~80%
  1. ヒトは妊娠しにくい哺乳類であると認識する(2年で妊娠しないのは不自然で、自然<タイミング>妊娠に固執しないほうが妊娠のチャンスが多い).前回自然妊娠出来たことが、次にも妊娠できる保証にはならない。特に前回妊娠が流産の方は注意が必要。現在の不妊症学では、不妊の原因は必ずあると考えたほうが良い。原因不明不妊症といわれた方は、原因が無いわけではなく、その時点の検査では判明しない例で、原因が確認できれば、治療はあると考えましょう。
  2. 女性の年齢が重要(35~37歳を境に急激に妊娠率は低下)。女性の生理があれば妊娠できるわけでない。AMH(抗ミユーラー管ホルモン)を測定してみてください。
  3. 男性は有効精子が600万以下では一般不妊治療(AIHまで)では妊娠は困難な事が多い(ARTによれば対応は充分可能、状況に応じてART選択を)。不妊の原因の50%は男性にあり。40歳以上は早めにARTにステップアップを。
  4. 治療開始後満2年以上過ぎたらARTのステップアップを考慮!タイミングなど一般不妊治療では自然妊娠の確率は5%しかない。
  5. 夫婦の話し合いが充分なカップルほど妊娠成功率が高い。夫婦特に女性側の主導が、妊娠を引き寄せる。
  6. 医師と患者さんの相性も重要(信頼関係なしに治療成立なし)。でも夫婦の努力が妊娠のチャンスを作る。医師は妊娠しやすい橋渡しをするだけ。
  7. 現時点で妊娠率が良くないグループは体外受精で卵の発育が悪い方(4個以内の採卵)や40歳以上の高齢不妊、男性因子で特に睾丸よりの精子のみしか採取できない方(TESE症例)、子宮内膜が薄い(7~8mm以上発育しない)グループなど
  8. 時にはカウンセリングの利用や、セカンドオピニオンも選択肢に入れる
  9. 日常生活では全面禁煙、男女とも「血流を良くする」食生活を工夫する
  10. ネット情報は程々に参考に、医学常識から離れたものも少なくない
  11. 自費部分の医療費を含んで、10万円を超えたらすべての医療費を年度末調整で税金の還付を受ける(家族単位)。高額医療費は保険部分で高額医療費療養制度(申請で戻る)も利用できる
  12. 2004年度から国、県又は市の共同で行政から高度生殖医療への補助金が出る。今年度より年齢制限はあるが、初回30万円に増額、男性の精子睾丸採取法(TESEなど)も助成の対象になるのでこれを積極的に利用するとともに、国に対し健康保険適用を働きかけよう!
  13. 2016年度から従来より40歳以上での年齢制限(43歳以上は利用できない)、3~6回までの回数制限が始まったが、30代では1回目の補助額が30万円へ増額。男性TESEなどにも補助金が15万円新たに出るなど改正があり、また都・県・市町村でも独自の補助金が出るところもあり、患者さんも居住の地の担当課に相談されてください。

赤字は特に重要です。

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